【まきばポツンと一軒家】『ありのままでいい!みんなのワンダーランドへ』

 

 栗原市築館の里山の奥にある自然の中の7000坪の敷地、そこがワンダーランドの舞台です。

 

 ポツンと一軒家はその中にある空き家で、2021年、NPO法人まきばフリースクールが譲り受けました。そして、東北職業能力開発大学校の木質構造ゼミの西野晃司先生と学生たちと共にリノベ-ションを始めました。202310月現在、宿泊もできるようにと土台から修繕しています。

 

 ひとりひとりの感じたことを大切にしながら、やりたいことを自由に好きなだけ出来る、安心できる場所にしたいという武田さん。

 

 これまでも25年間、たくさんの人とつながりながら、さまざまな活動を展開してきており、否定しない、排除しない、ジャッジしない、存在に優劣をつくらないことを大切にしてきました。人との関わりの中でものの見方が変化したり、好奇心、興味、関心が相乗効果になり、人が元気になっていく姿をみてきたといいます。

 

 ポツンと一軒家でもそんな姿をみるのが楽しみです。

 

💡協働のポイント

・ニーズがあり解決しようという気持ちがあれば、自然につながることができる。

 

(取材・文:市民ライター 菊地 早希)