【まるっと栗原】『トライ&エラーを繰り返しながら』

 

 毎月第3日曜日、若柳公民館で昼食の提供やプレーパーク(子どもたちが自由な発想で作り上げていく遊び場)、ミニマルシェなど、子どもから大人まで楽しめる居場所が開かれています。

 

 「以前から、子ども食堂に興味がありました。」そう話すのは、代表の樋渡由美さん。

 

 角田市から若柳に移住し、新しい環境で子育てをしていく中で、誰かに頼れたり、息抜きが出来たりする居場所があったら良いなぁ、と思い、子ども食堂を始めました。

 

 子ども達の為ならば、と、多くの方々から共感をいただき、食材を提供してくれる農家やお店、調理を担当してくれる地域の皆さん、子ども達を見守りながら一緒に遊んでくれる学生など、その活動と人の輪はだんだんと広がってきています。

 

 「資金繰りに苦労はあるけれど、トライ&エラーを繰り返しながら実績を積み、この活動がモデルケースとなって、栗原市各地で子ども食堂が広がって欲しい。」と、樋渡さんは笑顔で話します。

 

💡協働のポイント

・第一印象を大切に明るくいること。笑顔溢れる人の周りは自然と人が集まります。

 

( 取材・文:NPO法人Azuma-re 高橋 由香 )